VOLCOMは1991年から“Youth Against Establishment”(体制に反抗する若者), “True To This” をコンセプトとして掲げ、3S(スケートボード, スノーボード, サーフィン)におけるファッションを中心に生み出してきたブランド。

ブランドの歴史の中で、ライダーたちのサポート以外にもフィルムプロダクション、パンクロックレーベルの創設など、多岐にわたる活動を続けている。

今回はそんなVOLCOMが制作したムービーを3本紹介する。本当にイケてるライダーをサポートするブランドが作るだけあって、映像にはどれも大事なメッセージがこめられていている。

THE IRRATIONAL PURSUIT

スノーボーダー、スケートボーダー、サーファー、ミュージシャン・・・これらを結びつけるものは一体なんだろう?VOLCOMのブランドコンセプトである ”True To This” を、様々なステージで活躍するアンバサダー含めた様々な人達に胸の奥底から語ってもらい、それを集大成とした映像。
彼らを結びつけているものは、それぞれの”This”に対する情熱。

スノーボーダーでも、スケートボーダーでも、サーファーでも、ミュージシャンでも、ダンサーでも、グルメでも、エンジニアでも、起業家でも、新しいことに投資している人でも胸の奥底に流れる想いは同じはず。

そんな想いを持っている人がこの映像を見たら間違いなく共感するし、もっと自分をプッシュしたくなる。今僕は足を怪我してスノーボードができなくて気分が落ちているけど、この映像を見返していたら活力が出てくる。

CABOOSTA GONDOLA

VOLCOMライダーのアーサー・ロンゴ(Arthur Longo)とマイク・レブ(Mike Rav)、オリビエ・ギトラー(Olivier Gittler)がアルプス山脈を電車で旅をしたショートフィルム。
スイスからオーストリアにかけて、3人が街中でスケートボードを楽しんだり、スラッシーな春の山をフリーライドしたり、アーサーがいきなりパラグライダーで空を飛んだり(!?)、焚き火を囲んでギターを弾いたりと短いながらも内容盛りだくさん。

アルプスの町並みも滑りもとにかくチルくて、音楽もいい感じ。スノーボーダー達のトリップムービーだけど、いい意味でスノーボードムービーっぽくなさが癖になる。こういうスノーボードの楽しみ方もあるよね、と再認識させてくれるいい映像。

音楽をライダーのオリビエが担当しているのも面白い。映像の最後では彼らがライブでプレイしているシーンも楽しめる。

熱いムービーではないけれど、スノーボーダーの雰囲気とか大事にしたい価値観とかなんとなく感じられるいいムービー。

ATTUNGA “A HIGHER PLACE”

ATTUNGAはノルウェーが生んだ3人のスノーボーダーにフィーチャーしたドキュメンタリー映像。
世代の違うTerje Haakonsen(テリエ・ハーカンセン)、Torgeir Bergrem(トールガー・ベルグレム)、そして Marcus Kleveland(マーカス・クリーブランド)がそれぞれスノーボードにかける想いを語っている。

この映像の何がヤバイってその公開日。公開されたのは2018年の1月28日。そう、記憶に新しい平昌オリンピック開会から1週間半前の出来事なんです。

しかも、その内容は競技スノーボードに対して疑問を投げかけるもの。この時期にこのムービーを出したVOLCOMは本当にすごいと思う。

世代の違うノルウェー人スノーボーダー達の想い

“スノーボードの神様”と言われるだけあるテリエの言葉には重みがある。競技としてのスノーボードを否定するわけでもなく、それでも競技だけでシーズンを終えるよりもっと大事なことがスノーボードにはあると語ってくれた。

トールガーのパートでは競技とフリーライド、撮影を自分なりのバランス感で行うことがスノーボーダーとしてのキャリアで大事ということを伝えてくれる。コンテストへのモチベーションとして「誰かを打ち負かすためじゃなくて、誰よりも上手く滑りたいから」と話していたのが印象的。

マーカスはその若さながら世界最高峰の実力を手にしている。彼は「今の自分がやりたいやり方でスノーボードをしたい」というあるとても純粋なモチベーションでスノーボードをしている。「シーズン漬けの間にも家に帰って普通に滑ることが今は完璧」と言っていたけど、それが今の彼なりのバランスのとり方なんだと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です